概要
『リブルラブル』は、1983年10月にナムコが発売したアーケードゲームである。デザインは、『ジービー』シリーズ、『パックマン』、『ポールポジション』も手がけた岩谷徹による。小さなキノコ(マシュリン)を収穫しつつ、さまざまな敵を避けるという、一風変わっているが歯応えのあるゲームで、ナムコで初めてモトローラ68000プロセッサ(6.144MHz動作)を使ったゲームだった。一見すると、ゲーム内容はタイトーの『クイックス』に似ている。プレイヤーは赤(リブル)と青(ラブル)の2つの「矢印」を操作し、その間には線が張られている。目的は、その線を杭に巻き付けて、マシュリンや敵を囲むことである。プレイヤーは自分で輪を閉じる(マシュリンの得点が高くなる)か、両方の矢印を画面の同じ端に動かすことができる。マシュリンをすべて収穫すると「シーズン」クリアとなる。その途中で、さまざまな敵が現れてプレイヤーを阻もうとする。最もよく出てくるのは、フードをかぶった4匹の小さな生き物(ホブリン)で、各シーズンの開始時に四隅にいる。これを輪で捕らえると、しばらくの間画面の上に送られる。火の玉(キラー)、火花(チェンジャー)、デーモンといった他の生き物も現れる。これらは周りを輪で閉じれば倒せる。ときどきハサミのような敵(シアーズ)が現れ、プレイヤーの線を横切ると線を切ってしまう。シアーズやデーモンに線を切られると、2つの矢印の間にまっすぐ新しい線がすぐに張られる。線を閉じたとき、ときおり探知機が鳴り、閉じた領域のどこかに宝箱があることを知らせる。実際に宝箱を掘り出すには、宝箱だけを覆い、他に隠し場所になりうる所を含まない、十分に狭い範囲を囲まなければならない。ゲームはこの手順を案内してくれる。まずゲーム開始時に宝箱を掘り出すよう促し、その後最初の2シーズンでは宝箱の場所を示す。実際に宝箱を掘り出すと、6匹のボーナスの生き物(トプカプ)が飛び出し、画面の端へ向かう。これらを線で追い込み、輪を閉じればボーナスの得点になる。トプカプはボーナスの文字を表している。ボーナスの単語を完成させると、そのシーズンは自動的にクリアとなり、ボーナスステージへ進む。そこでは制限時間内に宝箱を掘り出して集めなければならない(宝箱を集めるには、開いた宝箱の周りに輪を閉じる必要がある)。いずれかの生き物が矢印に触れるか、時間切れになるとミスとなる(画面の縁がタイマーで、マシュリンや植物を輪で囲むと時間を増やせる)。初期設定では、40,000点、120,000点、200,000点、400,000点、600,000点、1,000,000点で残機が1つ増える。100番目のシーズンを過ぎると、シーズンのカウンターは99で止まる。これは『ギャラクシアン』や『キング&バルーン』のラウンド表示が48ラウンドを過ぎると止まったのと同様である。