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概要
『ふぁみこんむかし話 遊遊記』は前後編2部構成のファミコンディスクシステム用ゲームである。『遊遊記』は、画面に表示される複数のテキストコマンドから選んで進めるアドベンチャーゲームだ。「人物交代」コマンドの導入、日本の昔話の活用、画面全体の構成や見た目の点で、前作『新・鬼ヶ島』に似ている。物語は中国の小説『西遊記』のパロディで、2人の主人公、悟空とチャオが互いを見つけるため別々の旅に出る。『遊遊記』では「人物交代」コマンドで最大5人のキャラクターを切り替えられる。ただし、実際にそこまで活用できる場面はごく少ない。主な用途は、悟空と彼に同行する者たちとの切り替えである。『新・鬼ヶ島』と同様、使用中のキャラクターによって画面に表示される説明文が大きく変わり、キャラクター数が大幅に増えたことで各場面のバリエーションも豊かになった。特定の場面でまったく無関係なキャラクターやコマンドを選んだときの反応を見て楽しむこともできる。『新・鬼ヶ島』がかなり複雑な謎解き能力を要求したのに対し、『遊遊記』は主に物語を注意深く読んで理解することに重点を置いている。謎は簡単に解け、「ゲームオーバー」画面につながる選択肢はごくわずかだ。ところどころで簡単なクイズや単純なアクションが登場し、プレイヤーは目の前の謎を深く考えて解くよりも、画面上の明らかな答えを探すことの方が多くなるだろう。『新・鬼ヶ島』からのゲーム面の主な変更点は、ゲーム中いつでも進行を保存できる「いったいさん」コマンドの導入と、ゲームテキストの表示速度の向上である。コマンド選択後の読み込み時間の短縮と全体的な難易度の低下により、『遊遊記』は前作よりずっと速いテンポで進むようになった。