概要
日本の有名な同名の小説シリーズを原作とするファミコンのRPGである。アルファ電子が開発し、SNKが発売した。『里見八犬伝』(通常「The Eight Dog Chronicles」と訳される)は、戦国時代の8人の侍とそのさまざまな冒険を描いた、19世紀の長期連載の小説シリーズだ。ある意味では古代中国の大作『水滸伝』に部分的に影響を受けており、『水滸伝』自体も『幻想水滸伝』シリーズという形でゲーム化されている。欧米では『Legend of the Eight Samurai』として知られる1983年の映画をはじめ、数多くのテレビドラマや映画になってきた『里見八犬伝』だが、本作が初のゲーム化作品となった。同じく1989年に発売されたTurbografx-16用の『魔界八犬伝SHADA』は、後発の翻案作品である。ゲーム自体は、8ビットRPGの定番の手本である『ドラゴンクエスト』によく似ている。プレイヤーは町を歩き回ってNPCと会話し、武器や防具を装備し、クエストや新しい場所への道順を聞いてから、安全な町を出て、各地を結ぶワールドマップでランダムエンカウントと戦う。戦闘はターン制の戦術的な形式で、プレイヤーは各キャラクターの行動を入力してから、各ターンの展開を見守る。ゲームに登場する敵の多くは日本の古典的な怪物、主に妖怪がモチーフになっている。