概要
日本の雑誌『ファミマガ』の付録ディスクとして収録された6作目にして最後のゲーム。『ジャンケンディスク城』は、子どもの遊びのじゃんけんを題材にしたブロック押しパズルゲームである。『ジャンケンディスク城』、またはファミマガディスクVol.6『ジャンケンディスク城』は、主人公(ファミコンディスクシステムのマスコットであるディスくんに不思議なほどよく似ている)がパズルの迷宮に挑むパズルゲームである。各部屋には、主人公と出口の間に3種類の手の形をしたブロックがあり、それぞれ「チョキ」「グー」「パー」の形をしている。ブロックを押して種類の違う別のブロックの隣に置くと、負けるほう(たとえばパーとグーならグーが負け)が消える。さらに、各ブロックには色で示される「強さ」があり、緑はレベル1、黄はレベル2、赤はレベル3である。緑のブロックを、負ける側の赤のブロックの隣に押し付けると、赤のブロックは消えずに黄色になる(続けて勝つ側のブロックを当てると緑になり、3回目で消える)。ゲームの中心は、出口までの道を開くために、どのブロック同士を押し付ければよいかを見つけることである。すべてのブロックを消す必要はなく、プレイヤーとステージの終点の間を直接ふさいでいるものだけを消せばよい。ゲームは典型的な8ビットのファンタジーRPGのおなじみの装いをまとっている。プレイヤーは小さな町から始まり、そこでNPCと話したりパワーアップを購入したりでき、城の王を訪ねて冒険を始め、(王の許可を得たうえで)パズルがあるダンジョンを訪れることができる。『ジャンケンディスク城』は、ファミコンディスクシステム向けに作られた最後のゲームという特筆すべき存在である。この周辺機器は、ファミコンのカセット技術の進歩により、90年代には事実上役目を終えていた。